NaiciBikeC2のバッテリーはどのくらい持つ?買い替えどきはいつぐらい?
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hiro
2022年8月、日本最大級クラウドファンディングサイトMakuakeで16,951,800円の支援を達成したモンスター電動アシスト自転車の実行者。
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電動アシスト自転車の普及に情熱を燃やしている。
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この記事でわかること
バッテリーはなぜ劣化する?
そもそも、バッテリーはなぜ買い替えが必要になるのでしょうか。その理由を説明しますね!
バッテリーの仕組み
電動アシスト自転車のバッテリーは、リチウムイオン電池を使っています。継ぎ足し充電が出来るのが特徴で、とても使いやすく、さまざまな機器に広く浸透しています。ただし、充電池としての宿命として、繰り返し使用していると、徐々に劣化していきます。
劣化の主な原因は、電池内部の化学変化です。内部には、プラス極とマイナス極があり、この間をリチウムイオンが移動することで充電と放電をおこなっています。長く使っているうちに、プラス極に薄い膜ができ、イオンが通りづらくなってきます。こうして充電池の性能が劣化してしまうのです。
バッテリーの寿命
こうして劣化がすすむと、一回の充電で走れる距離が減ってしまいます。パナソニックやヤマハなど、大手国内メーカーでは、満充電で走れる距離が半分程度になるタイミングをバッテリーの買い替え時期としています。時間的には3~4年、充電の回数にするとおよそ700~900回、と言われています。
例えば、週2回充電すると、年間700回に達するのは6.7年後。ただしこれは単純計算で、徐々にバッテリーの劣化が進み、それに連れて充電回数も増えるので、メーカーの試算は大枠で見ると妥当なのかもしれませんね。
また、使っていなくても時間が経てば劣化が進みます。こちらは単純に経年劣化が起こるということです。使っても、使わなくても、寿命を迎えるということですね。
どうなったら買い替えどき?
実際に、どうなったらバッテリーを買えるタイミングなのでしょうか。
一回の充電での走行距離が減った
「同じ使い方をしているのに、バッテリーの持ちが悪くなった!充電する回数が増えた!」と言うのが、分かりやすい目安です。充電するタイミングが倍に増えたら、買い替え時期と言えます。例えば、同じ距離を走っているはずなのに、今まで週に1回の充電で済んでいたのが、週2回充電しなければならなくなった、というケースですね。決して使えない状態ではありませんが、そこから先は劣化のスピードが加速していきます。慌てることがないよう、新しいバッテリーに切り替えることをおすすめします。
NaicibikeC2のサドルバッテリーは、実際どれ位持つの?
サドルバッテリーを買い替える手順は?
いざというときにあわてないように、NaicibikeC2のサドルバッテリーを買い替える手順をご説明しておきますね!
サドルバッテリーを購入する
サドルバッテリーを入れ替える
お届けするのは、サドルが付ている「シートポスト」(バッテリー内蔵)になります。そのため、お使いのシートポストバッテリーをそのまま新しいものに差し替えてください。サドルを付け替える必要がないので、とても簡単です!
バッテリーを長持ちさせる使い方があります!
ところで、バッテリーの寿命は使い方によって大きく変わります。寿命を延ばす方法を詳しくお伝えするので、是非、実践してみてください。
バッテリーの寿命を延ばす走り方
まずは、バッテリーを節約する走り方をご紹介します。以下の3つのポイントを実践するかしないかで、大きな差が生まれるので、ぜひエコな走り方を身に付けましょう。
発進時は低モード・低ギアで
止まっている状態から動き出すときが、最もバッテリーを消費します。そこで、走りだすときはバッテリーにかかる負担を下げるために、アシストモードは1とか2で、変速ギアも軽め(1~3程度)にしておきましょう。
なお、NaicibikeC2のの変速ギアは外装式。ペダルを回しながら変速するのが基本です。そのため、軽めのギアで走りだすためには、止まる直前にギアを落とす必要があります。これを結構忘れてしまうので、最初は意識するようにしましょう。
下り坂ではアシスト「0」モードを使おう
NaicibikeC2にはアシストしない「0」モードがあります。アシストが必要ない下り坂などでは、是非活用してください。アシストはペダルを漕いだ力を感知して発動するので、アシストレベルをゼロにしなくても、ペダルを漕がないのも有効です。
適正な空気圧で走る
電動アシスト自転車だけでなく、自転車はタイヤに適正な空気が入っていないと、快適に進んでくれませんよね?道路との抵抗が大きくなってしまうので、ペダルを漕ぐ力も大きくなります。ペダルを一生懸命に漕がないといけないということは、当然、強いアシストがかかってしまいます。バッテリーの無駄使いをしている訳です。
また、空気をきちんと入れないと、タイヤの劣化が早まるし、パンクもしやすくなります。そういう訳で、2週間に一度、最悪一か月に一度は空気を入れるようにしましょう。乗らなくても空気は抜けることもお忘れなく!
バッテリーの寿命を延ばす充電方法
バッテリーを節約するには、走り方にプラスして、充電方法にも少し気を配ってあげましょう。3つのポイントを紹介します。
なるべく充電回数を減らす
充電回数を減らすことは、バッテリーの劣化を遅らせる最も有効な手段です。バッテリー残量を目安に、2メモリ程度になってから充電することをおすすめします。なお、バッテリーのメモリが1になってしまった状態だと、坂道が多い道を走ると思ったよりも早くバッテリー切れをおこすことがあるので、あまりギリギリになるのもリスクがあります。注意してくださいね。
高温な環境を避けて充電する
特に夏場、高温になっている部屋での充電は避けましょう。西日が当たる部屋とか、直射日光が当たっている状態などでは、バッテリーの劣化が進んでしまったり、充電途中に異常が発生してうまく充電できないという事態も考えらえます。いずれにしても、バッテリーにとって高温は大敵です。
充電器につなぎっ放しにしない
充電が終わってからも、充電器につなぎっ放し、というのも、良くありません。自己放電によりある程度残量が減ると再充電を開始してしまいます。満充電に近い状態で充電を繰り返し、バッテリーを痛めてしまうので、注意してください。
なお、NaicibikeC2のサドルバッテリーの充電時間はおよそ4時間です。
バッテリーの寿命を延ばす日常での扱い方
バッテリーの寿命を延ばすためには、バッテリーを適切に取り扱うことも大切です。以下のように高温や低温に弱いので、気温には注意してくださいね。
高温に注意
今までも述べてきたとおり、リチウムイオン電池バッテリーは、高温に弱いです。劣化が進んでしまいます。夏場、気温が高い場合は、バッテリーを外して室内に保管すると良いですよ。室内でも暑い場所での保管は避けてくださいね。
低温に注意
バッテリーは、高温だけでなく、低温にも弱いです。低温域では化学変化が起こりにくくなるので、バッテリー本来の力が発揮できません。アシスト力が弱まったように感じるでしょう。また、急にバッテリー残量がなくなってしまうこともあります。そのような状態で負荷がかかってしまうとストレスとなり、ダメージを受けてしまいます。冬場で気温が下がってしまう場合にも室内保管しておくと安心です。
まとめ
いかがだったでしょうか。サドルバッテリーの寿命や購入方法を知っておけば、いざというときに安心です!
今回のまとめです。
サドルバッテリーの寿命の目安は3~4年、充電回数700回程度います。
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