e-bikeで輪行できるのか?

こんにちは!
e-bike、電動アシスト付自転車で輪行、可能なのでしょうか?一見難しそうですが、実は適切な準備と工夫で克服可能です。あと、根性も。。
この記事では、そのヒントをご紹介します!

この記事を書いた人
hiro
2022年8月、日本最大級クラウドファンディングサイトMakuakeで16,951,800円の支援を達成したモンスター電動アシスト自転車の実行者。
豊富な販売経験からユーザーのニーズを熟知、電動アシスト自転車に限らず、自転車に関するお役立ち情報を積極的に発信し、自転車を愛する人々からの支持を得ている。
電動アシスト自転車の普及に情熱を燃やしている。
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この記事でわかること

輪行について知っておこう
輪行とは何なのか、そして輪行をするなら必ず守らないといけないルールについて、まずは知っておきましょう。
輪行とは

輪行とは、自転車を分解または折りたたみ、特別な袋やケースに収めて電車など公共交通機関に持ち込むことを指します。自転車で行けない遠い場所や、坂が多いエリアを効率よく移動するための方法です。
海外では見られない日本独自のルールです。そのため、英語は存在しないようです。
輪行の規定

基本的にJRが定めたルールを私鉄各社も踏襲しているようです。以下が具体的なルールです。
・自転車は専用の輪行袋に完全に収める。(サドル等、パーツの飛び出しはNG)
・3辺の合計2.5m以内
・1辺の最長は2m以内
・重量は30kg以内
以前は折りたたみ自転車をゴミ袋に入れてもOKでしたが、現在は専用の輪行袋が必須。また、折りたたむとリアキャリアなどに付けたキャスターで転がすことができる折りたたみ自転車も、車体の一部が袋からはみ出しているのでアウトです。駅の構内では頑張って持ち運ぶことになります。
e-bikeでの輪行の障害となるのは?
e-bikeを輪行する際に大きな障害となるのは、重さと大きさです。
重量

e-bikeはバッテリーやモーターが追加されるので、通常の自転車よりもかなり重いです。輪行のルールで、転がすことも禁止なので、人力で持ち上げて運ばなくてはいけません。駅構内の移動は結構歩くので、20㎏くらいある電動アシスト自転車を持ち運ぶのはとても困難です。
輪行袋に収める

e-bikeは大きさもまた通常の自転車より大きい傾向があります。そのため、適切なサイズの輪行袋を見つけるのは難しくなるかもしれません。そして輪行袋に収めても結構な大きさになります。人の多い駅での乗り降りにはとても気を使います。
e-bikeでの輪行の可能性を考えよう
しかし、輪行が難しくなるといっても、解決策がないわけではありません。
軽いモデルを選ぶ

e-bikeにも軽量化したモデルが存在します。例えばロードタイプのe-bikeの中では、スペシャライズド CREO SL COMP CARBONは、13kg程度の重量を実現してるそうです!そのように、軽量モデルを選べば輪行にチャレンジできそうです。
折りたたみタイプを選ぶ

また、折りたたむことができるe-bikeを選ぶことも一つの解決策です。輪行時に両車輪を取り外すのは、慣れないとなかなか大変な作業です。折りたたみなら、その作業は数秒で終わります!コンパクトになるので持ち運びが楽になりますし、輪行袋にも簡単に収めることができます。
ただ、重量の問題も合わせて考えることが必要。軽量な折りたたみ電動アシスト自転車なら16kg程度のモデルもあります。
e-bikeで輪行する際の注意点
e-bikeで輪行する際には、以下の点にも注意が必要です。
バス・飛行機などは向かない

バスでの輪行は、各バス会社の規定にもよりますが、自転車を荷物スペースに載せてもらえるケースはあるようです。ただ、横倒しにされるので、自転車保護の観点からいうと不安が残ります。
また、飛行機の場合、バッテリーが問題です。リチウムイオン電池を使用しているバッテリーは、貨物室の預かりや機内持ち込みが不可になることがあります。各航空会社の規定をよく確認しましょう。
輪行袋の選び方

現在流通している輪行袋は、e-bikeを想定していません。気を付けないと、ちゃんと収まらない可能性があります。e-bikeの大きさと重量を考慮して輪行袋を選ぶことが重要です。強度と大きさを確認し、バイクがしっかりと収まるものを選びましょう。
ディスプレイの保護?

e-bike輪行を成功させるには
込み合う時間をさける

駅のエレベータの位置を確認しておく

新幹線の大型荷物スペースを利用しよう

出典:JR東海
新幹線には大型荷物スペースが設けられています。事前に予約をしておけば、e-bikeを安全に輸送できます。追加料金等もかからないので、おすすめです。
詳しくはJR東海HPで
キャリアカートを使う人もいます
一部のe-bikeユーザーは、キャリアカートを利用して輪行を行っています。輪行袋に入れた自転車を、カートを転がして運ぶことができるので、とても楽そうです。ただ、途中で崩壊!とか脱落!しないよう、キャリアカートの選択には慎重にしないといけませんね。
まとめ

いかがだったでしょうか。e-bike輪行、ハードルは高いですが、新しい冒険の一歩を踏み出す魅力がありますね。チャレンジングで楽しそうです!
今回のまとめです。
e-bikeで輪行している人は実際にいる!
e-bike輪行は重さ問題を解決する方法はある!
輪行は公共交通機関の定めたルールを守ろう!
最後にお知らせ!
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