自転車のパンク、その原因とタイヤのメンテナンス方法について解説します
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hiro
2022年8月、日本最大級クラウドファンディングサイトMakuakeで16,951,800円の支援を達成したモンスター電動アシスト自転車の実行者。
豊富な販売経験からユーザーのニーズを熟知、電動アシスト自転車に限らず、自転車に関するお役立ち情報を積極的に発信し、自転車を愛する人々からの支持を得ている。
電動アシスト自転車の普及に情熱を燃やしている。
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この記事でわかること
自転車のパンクの主な原因は5つ
パンクの原因を理解することで、パンクのリスクを減らすことができます。主な原因は5つ、考えられます。
段差乗り越え
自転車で段差を乗り越えるとき、タイヤに過度な負荷がかかり、パンクすることがあります。「リム打ちバンク」とか、「スネークバイト」とか呼ばれます。スネークバイト、とは、蛇にかまれたように、左右並んで二か所、穴があくためです。特に空気が足りないと、起こりやすくなります。
刺さりもの
道路上のガラス片や釘などの刺さりものは、タイヤを容易にパンクさせます。特に雨上がりなどで路面が濡れていると異物を巻き込みやすくなります。雨上がりには自転車屋さんがパンク修理で混雑するくらいです。
空気が少ない状態
タイヤ内の空気が不足すると、タイヤに過度な負荷がかかり、パンクを引き起こすことがあります。また、空気が少ない状態で走ると、タイヤがつぶれた状態で荷重がかかるため、タイヤサイドがひび割れてしまい、パンクリスクが高まります。
タイヤの劣化
タイヤが古くなると、素材が硬くなり、パンクしやすくなります。また、先に述べたタイヤサイドのひび割れもタイヤの劣化の一種です。
虫ゴムの劣化
虫ゴムも経年劣化するとゴムが破れたり、硬化し、その機能を失ってしまいます。空気を入れてもしばらくすると抜けてしまう場合は、虫ゴムの劣化が原因かもしれせん。
パンクで自転車ショップに持ち込む前に
自分で確認できるポイントをチェックしてみましょう。
タイヤのバルブは緩んでいないか
バルブが緩んでいると空気が抜け、パンクしたように見えることがあります。
虫ゴムは劣化していないか
パンクを防ぐ方法あります
空気圧管理をする
適切な空気圧を保つことで、タイヤに過度な負荷をかけることを避けられます。段差での衝撃も弱まります。タイヤの長持ちにもつながるので、かならずタイヤの空気管理を行いましょう。
シティーサイクルの場合は月に1回、スポーツタイプの自転車なら週に2回を目安に空気を入れましょう。自転車に乗らなくても、少しずつ空気は抜けてしまうのです。
段差を超えるときは優しく
段差を乗り越えるときは速度を落とし、タイヤに負荷をかけないようにしましょう。乗り越える瞬間に身体を浮かせて体重がかからないようにすると、さらに良いです。
定期的にタイヤ・チューブ・リムテープ・虫ゴムを交換する
タイヤは使っていると溝がすり減ったり、サイドが割れたりする以外、経年劣化するため、定期的に交換することでパンクを防げます。タイヤを交換する際には、一緒にチューブとリムテープ(車輪側に貼られるテープ)も交換しましょう。
また、半年から一年に一度くらい、虫ゴムも交換すると安心です。
パンク修理、がんばれば自分でもできる?
覚えたら意外と簡単なパンク修理、手順をご紹介します。
必要なもの
パンク修理手順
次のステップに沿って修理を進めてみてください。
① 空気を抜いて、リムナット、バルブナット、虫ゴムを外す
② タイヤレバーでタイヤをリムから外し、チューブを引き出す
③ チューブに空気を入れて膨らませる
④ 引き出したチューブを水につけ、空気が漏れる場所を探す
⑤ 再び空気を抜いて、穴にパッチシールを貼る
⑥ チューブをタイヤに中に戻して、タイヤをリムにはめる
⑦ 虫ゴムをセットし、リムナット、バルブナットをしめて、空気を入れて完成
パンクの応急処置ができるものもあります!
急なパンクに備えて、常備しておくと便利なアイテムをご紹介します。
瞬間パンク修理剤の紹介
画像出典:Amazon
瞬間パンク修理剤は、パンクした穴を一時的に塞ぐことができる便利なアイテムです。パンク修理剤とガスが一緒に入っていて、パンクしたチューブの中に噴射すると、パンク修理剤が穴をふさいでくれる、という仕組みです。
注意点
ただし、これはあくまで一時的な応急処置。大きな穴だとふさぎきれなかったり、いずれにしても家や自転車ショップにたどり着くまで一時的な効果しかありません。その後、必ず本格的な修理が必要です。
まとめ
パンクは自転車乗りにとっては避けられない問題ですが、適切なメンテナンスと理解を深めることで、そのリスクを軽減できます。これらの知識と技術を活用して、より安全で快適な自転車生活をお楽しみください。
今回のまとめです。
パンクの主な原因は5つ!
気を付ければパンクリスクは減らせる!
- パンク修理は自分でもできる!
最後にお知らせ!
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