歩道で自転車に乗って怒られた? 一体、自転車はどこを走れば良いの?
こんにちは!
交通量の多い道や狭い車道では、歩道を走ることもありますよね?でも、先日、僕の友人は「自転車は歩道を走るな!」と怒られてしまったそうです。
日々自転車を利用していると、車道と歩道、どちらを走れば良いのか迷うことってありますよね?
そこで、今回は、自転車はどこを走ればよいのか、基本的なルールと安全に走るポイントをご紹介します!
この記事を書いた人
hiro
2022年8月、日本最大級クラウドファンディングサイトMakuakeで16,951,800円の支援を達成したモンスター電動アシスト自転車の実行者。
豊富な販売経験からユーザーのニーズを熟知、電動アシスト自転車に限らず、自転車に関するお役立ち情報を積極的に発信し、自転車を愛する人々からの支持を得ている。
電動アシスト自転車の普及に情熱を燃やしている。
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この記事でわかること
自転車と歩道のルールの歴史
現状を理解するためにも、過去の経緯を知っておきましょう。
そもそも、まだ車が少なくて、自転車の方が多かった時代には、自転車は車道を走っていました。
自転車が歩道を走るようになった経緯
ところが、交通事故が激増、それではいけない!ということで、1970年頃の道路交通法改正で、道路標識がある歩道における自転車の通行が認められることになりました。
背景も知っておこう
実のところ、これは自転車が安全に走行できる環境を整える間の緊急避難的措置だったようです。ところが残念ながら整備は進まず、歩道の上で歩行者と自転車が共存しなければならない状況が続いているのです!
自転車が歩道を走る際のルール
基本は、自転車は歩道は走れません。
基本的に自転車は車道を走ることが推奨されていますが、特定の条件下では歩道を走ることも可能です。
ただし、歩道を走る際は、歩行者に十分な配慮をすることが求められます。
ただし、4つの例外に該当すると、歩道を走れます!
4つの例外のいずれかに当てはまるとき、自転車の歩道の走行が認められます。
①自転車OKな標識あるとき
「普通自転車歩道通行可」という標識があるとき
②13歳未満
基本的には、小学生の子供は歩道を走ることができます。
③70歳以上、身体の不自由な人
70歳を超える高齢者や身体的障害がある方も、歩道を走ることができます。
④安全のためやむを得ないと認められるとき
これはなかなか、判断が難しいですね。例えば、
・道路工事や駐車車両で、道路の左側の通行が困難
・狭いのに、著しく交通量が多い道路
自転車での正しい歩道を走り方は?
自転車での走行が認められている歩道でも、歩行者の安全が最優先、走り方にはルールがあります。
歩道の中央から車道寄りの部分を徐行する
通常、自転車は左側通行ですが、歩道を走る場合は、車道よりを走ります。
「徐行」というのは、何かあったとき、すぐに止まれるスピード、ということです。
歩行者の通行を妨げるときは、一時停止する
歩道を走っているときに、自転車のベルを鳴らして歩行者に道を譲ってもらうことはありませんか?
実はこれは正しい行為ではありません。歩道ではあくまでも歩行者優先。歩行者が歩くことを自転車が妨げることはできないのです。
自転車が車道を走る際のルールとポイント
自転車が車道を走る際にも、歩道を走る時とは異なるルールと注意点があります。この機会に確認しておきましょう。
自転車は車両と同等
自転車は車道を走る時、車両と同等とみなされます。したがって、一方通行の逆方向へ進む、信号無視、無灯火走行などは法令違反となります。
自転車レーンがある場合はそこを利用
自転車専用レーンや自転車・歩行者混合レーンがある場合は、そちらを利用しましょう。もちろん、レーン内でもルールやマナーを守って安全運転を心がけることが大切です。
最後に:自転車の安全運転を心がけよう
前方不注意は最も事故につながりやすい
夜間はライトをつけよう
自転車の逆走も違反です!
自転車は道路の左側の路側帯を走るよう、義務付けられています。
ということは、道路の右側の路側帯は走ってはいけないのです。つまり、逆走禁止です!
すぐに右折するからと言って、道路の右側を走ることはやめましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。普段、自転車の交通ルールって、あまり意識しないかもなので、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
今回のまとめです。
自転車で走れる歩道と走れない歩道がある
自転車で歩道を走るときは、歩行者最優先
車道でも歩道でも交通ルールを守れば、きっと怒鳴られることもなくなる!
最後にお知らせ!
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